自動車損害賠償責任保険は、自動車事故によって生じた損害を補償するための保険です。もし自動車運転中に他の車や歩行者と衝突し、その結果として相手方が負傷したりした場合、自動車損害賠償責任保険は被害者に対して補償金を支払います。
原動機付自転車(原付)を含むすべての自動車に加入が義務付け られています。
参照👇
https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/04relief/jibai/insurance.html
任意保険は、加入を義務付けられてはいませんが、
車に乗るなら加入しておくべきでしょう。
自賠責保険では担保されない物や怪我の保障に加え、過失事案の場合には示談代行サービスも任意社が行うことが出来ます。
交通事故は、お互いに走行していれば、
その事故状況に応じて双方に過失の割合が発生します。
どのように割合を決めて行くかと言えば、
過去の裁判例に基づき、事故態様ごとに定められた基本過失割合により決めて行きます。「別冊判例タイムズ38・民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準」などの書籍に掲載されています。
この基本過失に基づき、個々の事故状況による過失の修正をし、被害者側の保険会社と、加害者側の保険会社とで交渉を行い、過失割合を決めることが一般的です。
中には、警察がこう言っていたから、過失の割合は警察と話してくれとおっしゃられる契約者や運転者の方がいらっしゃいます。
しかし、警察が過失割合を決定することはありません。過失割合の交渉は民事上の問題であるため、警察は関与できないからです。
過失割合に納得出来なければ、
手段として外部の調査機関を利用したり、
弁護士に委任する事になります。
また、車両保険に加入していなかったり、
代車の特約に加入していなかったりすると、
よりこじれるケースもあり、案件によっては解決までの時間を要する事になります。
ドライブレコーダーがだいぶ普及していますが、
それでも事故時の映像が残っていなかったり、
ぶつかった後の動画しか残っていなかったりすることもあります。
ドライブレコーダーをつけていらっしゃる方は、前後の映像が残っているのか、また映像はどこに保存されるのかなど確認しておくと良いかも知れません。
示談交渉サービスにおいては、正しい事故状況の把握と、それにより正しい過失の割合を決めるため、
保険会社の担当と契約者・運転者には信頼関係が出来るように努めています。
しかし、ごく一部の方は担当者に対してひどい物言いをされる方もいます。
また、100:0の事故の場合、加害者側保険会社の担当が相手運転者と直接交渉する事になりますが、損害の大小や現場での運転者の態度に不満を覚え、これもひどい言われようで責められることもあります。
心身ともにタフでなければ務まらない仕事です。
保険会社は、福利厚生がしっかりしていますから、
シングルマザーにとってもいい仕事だと思います。
また、子供さんが小さい方は時短勤務も出来ます。
メンタルに自信がある方、交渉力に自信がある方は向いていると思います。